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zoom RSS 『世界的研究に基づける日本太古史』

<<   作成日時 : 2005/12/08 01:25   >>

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前に書いた「へべれけ」ギリシャ語説の主、木村鷹太郎の著書が、近代デジタルライブラリーに多数入っている。今のところ、「へべれけ」について書いてあるという『希臘羅馬神話』は入っていないが、他の本も面白そうだった。

『世界的研究に基づける日本太古史』などにはとくに興味をひかれたが、近代デジタルライブラリーのインターフェースでは通読はつらいものがある。なかに、「言語対照表」なるものがあるのでちょっと覗いてみた。日本語の単語に対して、関連があるとする西洋語を示した表だが、数が多くて圧倒される。

「バカ」は Bakkhos とあり「酒神バッカスの狂態より出でし言語ならん」。これはちょっとストレートすぎて芸がない気がする。「フンドシ」はラテン語の fundus。基礎とか土台という意味の語だが、「ふんどしをしめてかかる」あたりからの連想か。かなり無理が。

「ハライタマエ」はギリシャ語の paraiteomai、「ミトノマグワイ」は同じく metamemigmai あたりになるとなかなか快調である。前者は「やめてほしいと頼む」というような意味があり、後者は metamignymi (混ぜあわせる)の活用形であろう。

そうかと思うと「ブドオ」 の botrydo^n (botrydon は「ブドウの房状の」)など、あながちでたらめとは言えないものも混じっている。「葡萄」という漢語はどこか西の方から借用されたのは確かで、中央アジアを経由してもとはギリシャ語だったという説もあるはず。

「ウルシネ」(粳稲)については、oryza(稲) の出番はなく、Eleusine となっている。

「ベラボー」が bravo で、ラテン語となっているが、そんなラテン語はない。イタリア語だ。「そんなベラビッシモな」と言ってもいい?

その他、「千葉」がテーバイとか、「ヨカンベイ」が eukampe^ (eukampe^s は「しなやかな」)とか、本当にどこまで真剣にやっているのか、どうもよくわからない。独創的な言語起源論と、駄洒落の連発とは、実は同じ才能が生み出すのではないかと前から思っているが、それを裏づける資料ではないかと思う。

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