犬の芸
外国の Nintendogs の攻略サイトを見ると、「お手」などの犬の芸を各国の言葉で何というかがわかってなかなか面白い。英語は chase、jump など一音節の語が多く、DS の音声認識では混同されやすいのでは、と思ったら、やはり shake のかわりに gimme paw など、違った言い方を工夫しましょうとのアドバイスがある。
同じ芸でもいろいろな言い方があるので、この表は一例。ゲームではなく、本当の犬を競技に出すような場合には、何か正式な命令用語があるのだろうか。
台湾の「任天狗」攻略ページでは、シーズー犬のことを「西施」と書いていた。「シーズー」の英語の綴りは Shih Tzu で、中国語の「獅子」からきているとされるが、今は「獅子」ではなく「西施」と書かれることが多いらしい。傾国の美女とはちょっとイメージが違うような。本物のライオンに似ているかというと、そうでもないが、DS の画面いっぱいにひろがった、シーズーの喜んでいる顔は、中国の獅子舞の「獅子」を連想させる。
英 | 仏 | 伊 | 中 | |
おすわり | sit (down) | assis | siediti seduto | 坐 坐低 |
おて | shake (hand) gimme paw | la patte | (dammi la) zampa | 遞手 手 |
ふせ | lie down | couché sur le ventre | a terra | 趴(足+八) 趴低 |
ゴローン | play dead | fais le mort roule | sdraiati | 橫訓 |
ジャンプ | jump | saute | salta | 跳 |
おまわり | chase | tourne (en rond) | gira | 轉圈 追尾 |
チンチン | stand beg | le beau | su due piedi | 立正 雙脚企 |
同じ芸でもいろいろな言い方があるので、この表は一例。ゲームではなく、本当の犬を競技に出すような場合には、何か正式な命令用語があるのだろうか。
台湾の「任天狗」攻略ページでは、シーズー犬のことを「西施」と書いていた。「シーズー」の英語の綴りは Shih Tzu で、中国語の「獅子」からきているとされるが、今は「獅子」ではなく「西施」と書かれることが多いらしい。傾国の美女とはちょっとイメージが違うような。本物のライオンに似ているかというと、そうでもないが、DS の画面いっぱいにひろがった、シーズーの喜んでいる顔は、中国の獅子舞の「獅子」を連想させる。
Nintendogs では、犬にたかるノミまで表現されているが、まさかそこまで芸がこまかいとは思わなかったので、放物線を描く黒い点が現われた時は、描画時のバグかと思った。たしかに虫は虫だったが……。
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